マン島へ行こう!おすすめ観光スポットを紹介

今回紹介するのは、マン島です。

マン島はイギリスの近くにある小さな島。

海のそばでのんびりとした時間を過ごしたり、城が見える緑の丘を散策したりと、日々の喧騒から離れてリラックスできる場所がたくさんあります。

この記事をきっかけに、マン島の観光スポットや地元の雰囲気に興味を持っていただき、次の旅行先の決め手となれば嬉しいです。

マン島の旗

マン島ってどんなところ?

まずはマン島がどんな島なのか、訪問するにあたっての基本情報から見ていきましょう。

マン島はどこにある?

マン島は、グレートブリテン島(イギリス)とアイルランドの間にあります。

大きさは日本の淡路島と同じくらいで、「イギリス連邦には属していないが、独立国家でもない」という特殊な立ち位置で、『自治権を持ったイギリス王室の属領』とされています。

例えば、これまでに紹介してきたオランダ領キュラソー島のように、『〇〇領✖✖』というと、”〇〇の領土だが、本国とは異なる独自の自治権(法律)を持っている” という意味です。
ですが、マン島はイギリス領土ですらない点が特殊なんですよ。

なお、6か月以内の観光目的の滞在であればビザは不要です。

マン島の位置

マン島の気候

マン島の気候は穏やかな冬と涼しい夏が特徴で、海洋性気候に分類されます。

冬は平均気温が約5℃、夏でも20℃を超える日は多くありません。

日本と比べれば雨の日も少ないので、快適に過ごせる可能性が高いです。

マン島の通貨

マン島の通貨はマンクス・ポンド(IMP)で、イギリス・ポンド(GBP)と等価です。

また、マン島内ではイギリス・ポンドも使用可能で、ポンドしか持っていなくても不自由することはありません。

逆に、マンクス・ポンドをイギリス本土で使用することはきません。

マン島の物価

マン島の物価はイギリスポンドに連動しており、一般的にイギリスと同等かやや高い傾向にあります。

なお、日本と比較すると、食費や交通費、宿泊費はやや高めです。

マン島で使用される言語

マン島の公用語は英語です。

なお、現在はほとんど話されていませんが、独自のゲール語であるマン島語も存在し、文化的な価値を持つ言語として保存活動が行われているそうです。

マン島へのアクセス

当然ながら日本からマン島への直行便はありませんので、イギリス・ロンドンを経由して行くのが一般的です。

イギリス本土からマン島へは、飛行機、もしくはフェリーで渡ることができます。

飛行機の場合

Free Plane Airport photo and picture

マン島にある空港はロナルズウェイ空港です。

日本からロンドン・ヒースロー空港へと飛んだ後、ロナルズウェイ空港へと向かいます。

所要時間は、日本⇔ロンドン間が約12時間半。

ロンドン⇔マン島間が約1時間20分です。

フェリーの場合

Free Boat Ferry Boat photo and picture

イギリス本土からマン島・ダグラスへのフェリーが出ているのはリバプールヘイシャムです。

そのため、フェリーで渡るのであれば、

日本 → ロンドン → リバプール → マン島

が一般的な経路となるでしょう。

ロンドンからリバプールへは鉄道での移動(約2時間20分)がおすすめです。

リバプールからマン島へはフェリーで約2時間45分。

飛行機、鉄道、フェリーとかなりの長旅になりますが、時間に余裕があるのであれば、空のみのルートよりもこちらがオススメです。

マン島のおすすめ観光スポット

マン島美術館(Manx Museum)

マン島のダグラスにある美術館。

考古学的なものから、ヴァイキング時代の歴史資料・絵画・世界大戦に関するものまで、総合博物館ともいえるほど多数の展示がある美術館です。

しかも、なんと入場料が無料。

しっかりと展示を楽しみたいなら2~3時間ほど見込んでおいたほうが良いですが、周囲にはレストランや他の観光スポットも多いので、家族連れで気軽に足を運ぶのも全然OK!

マン島の歴史や文化を体験できる最適な場所なので、ぜひ訪れてみてください。

なお、開館時間は9:30から16:30まで。

ピール城(Peel Castle)

 

Imagephoto by:Tracy Hogan

 

ピール城は、11世紀の要塞としての歴史を持ち、マン島の早期の歴史を探索するのに最適な場所です。

城からは海岸線の素晴らしい景色を望むことができ、鳥や花々、アザラシなどの野生生物を観察することもできます。

英語ではありますが、音声ガイドも用意されているので、城内を散策しながら各部分を深く理解することができます。

歴史愛好家だけでなく、歴史と自然が融合する美しい景色を楽しむことができるスポットです。

海が見える城壁を歩きながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。

スネーフェル登山鉄道(Snaefell Mountain Railway)

File:Snaefell Mountain Railway car no 4 on mountain.jpgPhoto by:Jon Wornham

 

マン島は小さな島ですが、標高600メートルを超えるスネーフェル山があります。

そんなスネーフェル山の山頂に行けるのがスネーフェル登山鉄道です。

レトロな車両でゆっくりと30分ほどかけて登る道中はもちろん、イギリス本土とアイルランドの両方が望める頂上の景色はまさに圧巻!

マン島を訪れるなら絶対に外せないスポットです。

山頂には売店やレストランもありますので、景色を楽しみながらランチや軽食を取るのもおすすめです。

なお、山頂は風が強いことが多いので1枚多く羽織れるものを持っていくと安心ですよ。

カラズ・ワイルドライフパーク(Curraghs Wildlife Park)

カラズ・ワイルドライフパークは、動物好きな人や子連れの家族に特におすすめの観光スポットです。

広大な敷地を持つ動物園というわけではありませんが、フクロウ、カピバラ、ペンギン、カワウソ、キツネザル、などなど、100種以上の動物たちがのびのびと暮らしている様子を見学できます。

餌やりなどの体験ができたり、園内を小さな電車が走っていたりと、小さな子どもでも飽きることなく過ごせます。

また、「スタッフが親切で素晴らしかった!」という口コミが多いのも安心できるポイント。

運悪く雨が降ってしまうと、屋根のあるエリアが少なく不自由さを感じますが、天気さえ良ければ園内のレストランで昼食を取りつつ一日中過ごすしたくなるくらい充実しています。

入園料は約2000円とリーズナブルです。

公式サイト:https://www.curraghswildlifepark.im/

ラクシー水車(The Great Laxey Wheel)

Laxey Wheel出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Laxey_Wheel

 

この巨大な水車は、かつてこの地域の農業を支える重要な役割を担っていました。

いまではその役目は終えていますが、四季折々の自然の中にたたずむその姿は、どの季節に訪れても見ごたえのあるフォトスポットとなっています。

他の観光スポットとは少し離れた場所にありますが、マン島のシンボルが刻まれた象徴的な建造物なので、ぜひ足を運んでおきたいところですね。

 

以上、マン島の旅情報とオススメスポットを紹介しました。

日本人にはそれほど広く知られている国ではありませんが、オートバイ競技のマン島TTレースや、カジノの運営ライセンス発行機関があるなど、特定の趣味を持つ人にとっては意外と有名な国だったりします。

まるで中世が舞台の映画のロケ地のような自然と、現代の文化が共存する魅力的な島、マン島。

ぜひ、次の旅行先の候補の一つにしてみてはいかがでしょうか。

記事監修:ミーア

バカラが好きです。ギャンブルの他には旅行が趣味で、いつかは世界中のランドカジノを制覇したいという野望を持っています!
ハイローラーに向けた情報を中心に情報発信を続けていきます!